トップ
アーキテクサイトとは
トピックス
技術編
├ 敷地・地盤
├ 主要構造体
├ 仕上関係
├ 建具関係
├ 設備関係
└ 外構関係
法規及び運用編
├ 建築基準法関係
├ 許可・申請
└ 報告・検査
材料編
設備編
メーカーリスト
官公庁
地図
リンク
|
地盤の耐力
建物が建つ敷地の地盤は、建物の重量をしっかりと確実に支えなければなりません。
年月が経つと建物が沈んでしまうようでは、大変なことになります。
ですから、建物を建てる敷地が決まったら、まず地盤の調査が必要です。
また、建築の目的で土地を購入する場合は、その敷地の確かな地盤のデータを検討し、目的の建物が建築可能かどうか、
可能な場合の条件(地盤が弱いと杭などが必要。コストに影響する。)はどうか、など事前に十分な調査が必要です。
地盤の調査は建築の技術上、大変重要です。
建物の構造によって建物重量が全然違う(木造<鉄骨造<鉄筋コンクリート造)し、法規制(防火地域での木造の禁止等)とも関連してくるので、
出来ればこの時点で本格的な建築計画をした上で、検討したいところです。
理想としては、概算の構造計算に基づく構造設計が成された、基本設計書類で検討が出来ると理想的です。
この場合、少なくとも設計者は決定していなければならず、建築に取り掛かる時点で綿密なスケジュールを立てる上でも
是非、信頼できる専門家をブレーンとして確定させたほうがよいでしょう。
*地盤調査の種類
1、ボーリング調査(標準貫入試験)
試験深度まで掘削した後、試験用サンプラーをロッド先端に接続し、孔底に降ろします。予備打ちによりサンプラーを15cm貫入させた後、
落下高を75cmの高さから、ハンマー(63.5kg)の自由落下による本打ちを行います。サンプラーが30cm貫入するのに要した打撃回数が、N値として記録されます。
また、打撃回数が50回を越えても30cm貫入しない場合は50回で終了とし、その時の貫入量とともに終了します。
試験終了後はサンプラーを地上に引き上げ、採取した地質試料を観測記録し、各層の代表的試料を容器に納めて地質標本とします。
2、スウェーデン式サウンディング地盤調査
地盤強度を調べるのに、最も一般的な方法です。主に戸建木造住宅の地盤調査として採用されます。
スクリューポイントを取り付けたロッドの頭部に1kN(100kg)まで荷重を加えて、ロッドがどれだけ地中に貫入するかを測ります。
貫入が止まった後、ハンドルに回転を加えてさらに地中にねじ込み、25cmねじ込むのに必要な回転数を測定。その結果を基に地盤の強度を判断します。
|
|