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外壁の仕上
石貼
通常はRC構造体の仕上げ材です。低層の建物や内装などでは、スチールで下地を造り金物で取り付ける場合がありますが、
ゆれや重量について十分な検討が必要です。
タイル貼
一般的な施工法としては、RC造では接着剤による直貼、鉄骨造では、ALC板(発泡コンクリート成型板)に接着貼(低層に限る)
または乾式工法(接着剤を用いずブラケット金具にタイルを嵌め込む)です。
木造では乾式工法が主流です。
吹付タイル
RC躯体、モルタル均し下地、下地ボードなどに吹付けガンなど器具で塗料を吹き付けて仕上げます。
化粧サイディングボード貼
セメント系、樹脂系などの原材料を、板張りやタイル張りなどに模したデザインに成型したものです。
防火性能や断熱性能に優れた製品など様々な種類があります。
ビス止めやくぎ止めなど容易な施工方法で出来ます。
塗壁
漆喰塗、珪藻土塗など自然素材による仕上げで、最近好まれる仕上げです。
ひび割れが起きやすく、下地の調整や施工方法など、熟練と経験が要求されます。
板張り
杉、ヒノキなどの板を横張りして仕上げます。
防火上の問題で、都会ではなかなか困難な仕上げですが、どうしてもやる場合は、壁を2重にするなどの工夫が必要で、高価な仕上げとなります。
屋根・屋上の仕上
[勾配屋根]
金属板張り
鋼板(耐候性銅版)、銅版、亜鉛合金意板などを横張り、一文字張りなどのデザインで張る乾式工法です。
製品によっては、腐食が皮膜となって、メンテナンスがほぼ不要という利点があります。
アスファルトシングル葺
防水性能に優れる、アスファルトを原料とする、屋根葺用成型材です。
よく使われる材料であるが、厚みがないため、デザイン的には重厚感がありません。
コロニアル葺
岩綿や樹脂などを原料とする成型板材です。
強度やデザイン上の問題で、最近あまり使われません。
瓦葺
和瓦葺、洋瓦葺があり、最近は洋風デザインの主流のため洋瓦葺が多くなっています。
デザイン上の表情のよさが人気です。
[陸屋根]
アスファルト防水
熱を加えタール状になったアスファルトを躯体の上に流し込んでいきます。
歩行用は、その上に再びコンクリートを打ちます。
シート防水・塗布防水
シート防水は、防水シートを躯体上に敷き込む工法です。
塗布防水は、FRPなど液状の防水材を流し込み固形化させます。
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