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床の仕上げ
フローリング貼
合板の表面に突板を張ってコーティングしたものが一般的です。無垢材は、そりなどの経年変化が起こりやすいですし、高価です。
石貼・タイル貼
玄関や水周りの高級な仕上げとして使われます。石や大判タイルの場合はすべり止めに注意を払う必要あります。
長尺塩ビシート貼・クッションフロア貼
塩ビ製のシート状仕上げ材です。水に強く掃除等のしやすさから、洗面所や便所など水周り部分でよく使われます。
壁の仕上
クロス貼
一般的には塩化ビニール製でビニールクロスと呼ばれます。布製は布クロスと呼ばれます。腰壁以上の内装仕上げ材は、防火性能が要求され、
ほとんどのビニールクロスはそれを満足しています。シックハウスの対策により貼付けの糊は、有害の科学物質*を含有しないものを使用します。
板貼
杉板の横貼やシナ合板貼などがあります。建築基準法で防火上の内装制限がかかる場合が多く、その場合防火加工をした製品しか使えません。
防火設備の設置があれば緩和されますが、大きなコスト増になります。
化粧ボード貼
キッチンの壁用のパネルが代表的です。タイル貼に比べて、掃除のしやすさやデザインが豊富になったことなどにより、大変よく使われるようになりました。
タイル貼
小口のタイルはキッチン、便所、風呂などでよく使われていましたが、目地の汚れなどの掃除の手間などから、最近では、
あまり使われなくなってきています。大判のタイルは、玄関やリビングなどでデザインとして使われる場合が多いです。
塗壁
外装と同様、自然素材の人気から珪藻土や漆喰の塗壁が増えています。ほかにも薄塗のメーカー開発製品が多くあり、コストはそちらの方が安いです。
天井の仕上
クロス貼
壁と同様ですが、板目のプリントが精巧になり、和室の板張り天井を模して張られることが多くなりました。
ボード貼
石膏ボード、珪酸カルシウム板、ロックウール板などの、様々な板状成型材にプリントコーティングなどの化粧をした材料です。
金属製スパンドレル
鋼製やアルミ製などを断面ど凹凸加工し、焼付け塗装などでコーティングしたものです。硬いイメージのため室内ではあまり用いません。
板貼
小幅板貼やシナ合板の目透かし貼など、デザイン上のこだわりの仕上げが多いです。無垢財を使用する場合は、そりなどのアバレが起こることを
考慮しなければなりません。壁同様、法規制を受ける場合は、防火認定を受けた加工材でなければ使用できません。
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